2013/02/25

Rapidform XOMの学習 その3


本日、3回目。
花粉症の方にはつらい季節がやってきてしまいましたね。。。ここ何日か花粉のせいで肌が荒れて痛いです・・・。なんとか乗り切るしかないですね。皆さんもお気を付けくださいね。
さて、今回は前回に引き続き、位置合わせしたデータを合成します。「メッシュ化/合成」をクリックします。そうすると、1つの塊として合成されます。
無事に合成できました!

合成ができた!と思って、浮かれて次の作業♪次の作業♪と思っていると、、、思わぬ落とし穴がありました・・・。ファイルから「保存」をしたら、、、一番最初の画面に戻ってしまいました・・・。がーーん!もしかして、やってしまった??
そうなんです!!前回書きましたが、Rapidformはモードで入り、そのモード内での作業を完了する際は、右下にあるレ点(下記図参照)をチェックしないと、その作業が完結したことにならないのです。
皆さんも作業・時間を無駄にしないためにも、くれぐれも気を付けてくださいね!!

2013/02/18

Rapidform XOMの学習 その2

お疲れ様です!月曜日から飛ばしてませんか~?
さて、2回目。1回目からだいぶ時間が経ってしまいましたね~。怠けていたわけではないんですよ・・・日々の業務に追われていました。。。


今日は、「複数のスキャンデータの読み込み」、「自動位置合わせ」を試してみました。
今回は、Rapidform XORのサンプル「Monk」データをXOMで読み込んでみました。
このデータは、複数のスキャンデータから成るデータでスキャンしたデータが色でレイヤーのように分かれています。

読み込んだら、左上の矢印のようなアイコン「スキャン」をクリックし、「スキャンモード」に入ります。
あ、あとで失敗してしまったので先に書いておきますが、ラピッドフォーム製品の特長として「モード」に入らないと、その機能を使うことができないんです。機能を使おうするとグレーアウトになっていて、スキャンデータを選択することもできません。
スキャンモードに入ったら。その上にある「スキャンデータの位置合わせ」をクリックします。



今回は、“方法”の中から「自動位置合わせ」を選択し、“レ点”をクリックするとデータの位置合わせが始まります。下記は、位置合わせしている最中です。


位置合わせが終わりました。色がごちゃまぜになっているのは、データが重なり合っているからみたいです。


でも、この状態ではまだまだデータの位置合わせは甘いらしいです。ここまでやって、今日は、おしまい!!っと思っていたら、先輩から下記のアドバイスをいただきました。
よりよい結果を得るために「全体と最適化」をチェックして実行すると、最もずれが少ない結果が得られるよ。と教わりました。

実行したら、こんな感じになりました。きれいにデータが重なりあってる!と少しうれしくなりました。

今日は、ここまでにします。
次回は、この位置合わせしたデータを「合成」します!!

2013/02/13

NextEngineを使ってみよう その4

できました!
貝!その2でスキャンした貝です。
3Dプリント!
いかがでしょうか?
こちらがオリジナルの貝と並べたもの。
Z Printerで出していただきました。
ふふふふふふ。
初めて、スキャンから(物理的な)出力までやってみましたよ。
うれしいものですねー。
ご覧の通り、中が空洞で、うっすらライトも透過するので、後はランプにするべく家のおもちゃを分解するのみ!
豆電球と乾電池のキットがあるので、それを使ってランプ化しようと思います。
ふふふふふふ。


2013/02/04

NextEngineを使ってみよう その3

土曜日はあったかくて春のようでしたが、また今日はふつうに寒い。
はやく春が来ないと冬眠してしまう。。。


さて。
前回スキャンした貝ですが、これの使い道が他にないかなと考えていたところ。
最近お近づきになった3D Printerで出力できたら楽しそうだなと思いまして。

前回最適化したメッシュは、穴を埋めてあるのでそのままプリンタで出力もできるのですが、
中が埋まっているとそれだけ素材を使ってしまうし、プリントするなら使えるものがいいなーということで、
ランプシェードみたいなの、作りたいと思います。

実際プリンタは手元に無いので出せるか出せないかはまだ分からないのですが、
中に電池と豆電球くらい入りそうだな、というくらいの大きさがあるので、
薄く出力して透過性のあるマテリアルでプリントしたらいけそう。。。

とりあえずプリンタで出力できる形にはしておこう、ということで、今日はメッシュのくり貫き作業を。

こちらが前回の終了過程です。中身はメッシュツール>リラップで自動的に蓋がされている状態です。


薄い形状を作るためにはオフセットすればいいのですが、この貝はいがいがとか薄い箇所があるので単純にメッシュツール>オフセットをかけると面が貫通してしまったり、期待通りにいかない。
ので、
  1. メッシュに穴を開けてコピー
  2. コピーしたメッシュをメッシュツール>オフセットして、さらにメッシュツール>スムーズかけて単純化

    重なった箇所の断面はこんなかんじで、内側の緑のメッシュにはいが部分はなくなりました。
  3. オリジナルのメッシュとオフセットメッシュを結合。
    赤い箇所がそれぞれの境界線です。境界線は、ディスプレイタブ>メッシュ/点群>境界にチェックするとハイライトすることができます。
    ツール>メッシュツール>穴埋めで、ブリッジオプションを使って穴をいくつかに分割してから埋めるんですが、内側のメッシュの法線を反転させることを忘れずに。このままだとブリッジかけても自動的に法線の表と表を繋ごうとしてねじれてしまいますので。。やってから気がつきました。。。

    ふさぐとこんな感じで、内側も形状に沿って面が出来上がります。
    ビュー>ビュークリップで断面を見てみるとこんな感じになってます。
  4. プリンタで出すのにポリゴン数がどれくらい影響あるのかわからないのですが、とりあえず少ないに越したことは無いだろうと思って、間引いて完成。
これで50,000ポリゴン程度。(色は画面での表示色を変えてあるだけです。白いマテリアルでプリントしたらどんな感じかと思って変えてみました。メッシュ選択するとプロパティで変更できます。)


さて。
いつプリンタで出力できるかな。(^-^;;
(コード通す穴くらい作るか。。)

ビュークリップ
ビュークリップは画面に表示させる領域を制限する機能で、ビューメニューやディスプレイタブから設定することができます。
大きな形状をモデリングするときや、複雑な形状、内側を見たいときなどに便利です。