2013/03/12

Rapidform XOMの学習 その4




段々と暖かくなってきましたね。少し元気になりますね!

今回は、“手動での位置合わせ”に挑戦してみました!
まずは、3Dスキャンデータを準備するところから。
NextEngineでパームツリーの置物をスキャンしました。全方位をスキャンするのは、結構コツが必要でした。ここでも新たな気づきがありましたが、スキャナーでのデータ取得については、また今度書きますね。

NextEngineで上記のパームツリーの置物を4回スキャンしました。正面からぐるりと360度回転させたもの。置物を横にして底面をとったもの、上面をとったもの。頭頂部をとったもの。





 このパームツリーのスキャンデータをRapidform XOMで読み込みます。
いつものようにスキャンモードに入ります。“スキャンデータの位置合わせ”アイコンをクリックします。「方法」として3つ選択できますが、今回は“手動位置合わせ”を選択します。



“手動位置合わせ”を選択すると3つの画面に分かれます。左側は全体のオブジェクトが映し出されます。右上は参照画面、右下は、移動画面です。



左のビューから“参照”をクリックし、一番左の“ツリー”より参照したいデータを選択し、“移動”をクリックして、移動させたいデータを左の“ツリー”より選択します。
参照ビューと移動ビューを見比べて、データが重なり合っていると思われる箇所に“点”(ここではAとします。)を置きます。移動ビューを選択して、対応する箇所に点を置きます。(ここではA’重なり合う箇所のあたりをつけて、3カ所くらいに“点”を置きます。
その後“方法”のレ点をクリックすると、位置合わせできます。

4つのスキャンデータがあるので、同じ動作を繰り返し手動で位置合わせをしていきます。自動位置合わせの回にも書いたように最後に“全体を最適化”を実行すると、最もずれの少ないデータを得ることができます。
そして、、、最後に位置合わせしたものを前回同様に合成します。


「メッシュ化/合成」をクリックし、合成させます。
できました!!
次は、何に挑戦しようかな。