2012/03/30

おやつ

いつの間にか春になってしまっていますが、やっと、更新です。
RFJはスタッフが増え、新しい風が吹いております。
変わる、というのは、変わらない、というのと同じくらいいいですね。
さて、今日はそんな新しく入社したスタッフから 練乳クリームパン なるものをおやつに頂きました。(おいしかった!)
食べる前に、NextEngineでスキャンしてみたら、結構おいしそうに出来たので公開したいと思います。

まず、これが実際の 練乳クリームパン
後ろに写っているのがNextEngine 3D Scannerの本体です。
(どうやらなんちゃらザウルス的な名前が付いていたらしく、ちゃんと目もあるのですが、片方取れてしまった。。。)
付属の回転台で自動回転しながら360度スキャンします。
さらに、上下や死角となって測定できなかったところは、パンの置き方を変えて追加でスキャン。
で、十分スキャンできたらRapidformでデータ修正。
まずは沢山のショットの位置を合わせて
次にこれを一体化。
ちなみに上図の画像は8ショットx3回分で24個のスキャンショットが適切な位置に配置されて重なっている状態です。

そして、これを ボリューム合成 して一体化します。
測定漏れなどで穴が開いている箇所は穴埋めグローバルリメッシュ とノイズ除去でメッシュをきれいにしたら、
色味を調節して、出来上がり。

すこしはおいしさ伝わるでしょうか? w

2012/02/06

サポートサイト

毎日唸るような寒さです。
デスクでもエアコン+ひざ掛け+肩掛け+指空き手袋という、得体の知れない生物と化しています...

さて、今日はサポートサイトのお話。
ラピッドフォームはWEBコンテンツを色々展開しています。
その中に、オンラインサポートサイト、というものがあるのを御存知でしょうか。
インターネットに接続されている状態で Rapidform XOS/XOR/XOV を起動して、サポートタブを開くと表示されるこのページです。

Internet ExplorerやFirefoxなど一般のWEBブラウザでもURL http://rapidform.zendesk.com/ をアドレス指定することで閲覧することができます。

基本的に英語のコンテンツがメインなのですが、よくある質問や有効なTipsのナレッジベース、つまりFAQのような、サポートデータベースになっています。

どんなものがあるかといえば、例えばHow to create a high quality fitting surfaceというTipsは、
「いかに綺麗なフィッティングサーフェースを作るか」という内容で、自動曲面作成や、境界フィットを使う場合にどのようなカーブネットワークを作ったらよいのか、ということが図で解説されています。
まだまだ日本語化されているものは少ないのですが、この項目は日本語解説付きですので「英語と図だけでは分からない!」という方でも参考にして頂けるのではないかと思います。

検索文字は日本語にも対応していますので、「境界フィット」と入力して検索すると該当する項目を見つけることが出来ます。

ユーザーインタフェースは日本語、英語、韓国語、ドイツ語のいずれかから選択できるようになっています。
もしユーザーインタフェースが日本語以外で表示されてしまう、という場合は画面右上の言語ボタンを押して日本語を選択してみてください。

2012/01/23

3D Printing Sculpteo Design Maker

寒いですね、、、
今年は乾燥も激しいですので、水分補給と保湿には気を付けてください。

さて。

今日は面白いiPhone/iPadアプリを見つけたのでご紹介を。

Sculpteo社3D Printing Sculpteo Design Makerです。

どういうものかというと、
  1. iPhoneなどで顔の横顔写真を撮り
  2. 自動認識された輪郭線を必要に応じて修正すると、
  3. 輪郭線をデザインしたマグカップの3Dデータが出来上がり
というものです。
早速ダウンロードして使ってみました。
自動認識で輪郭線は取れたので、実際にやった作業は横顔を撮るだけです。
(自動認識が上手くできなかった場合は輪郭線のドラッグで修正できるのですが、撮りなおした方が早い)
作られた3Dデータはそのままライブラリに保存したり、FacebookやTwitterでシェアしたり、
そしてなんとそのままデータを立体に出力した本物をオーダーできたりするのです!

というわけで、横顔を撮ってマグカップにしてみました。
前髪が額に掛かって何やらおでこが突出してますが。笑
なにはともあれ、至って簡単にできました。
技術そのものはとくに目新しいというものではなく、3Dデータを作るアプリもそれこそ色々他にもあるのですが、
このアプリで驚いたのはオーダーできるものを作る、という点です。
手に出来る身近なものにする、ということ、そして実際にモノに仕上げる、というところ。
たかがマグカップなんですが、されどマグカップ。
なんか新鮮な空気を吸ったような感動があったのでした。

3Dプリンタ出力はマグカップで39.00ドル。
実際にオーダーしてみてはいませんので不確かではありますが、オーダーフォームでJapanが選択できるあたり、
海外からのオーダーも出来そうです。(送料のほうが高そうですが ^-^;;)

横顔の輪郭を使ったものの他に、ピクセル画のカップや、Ego-dataマグなどという
FacebookやTwitter、その他の個人データを元にデザインするマグカップなんていうものも。
スマートフォンによって、画像やカメラを使った技術が一段と身近に、
そして新しい技術やアイデアがどんどん生まれている気がします。
それも遊び心から生まれたものやトライ段階のものが多いのもまた、楽しい。

2012/01/04

謹賀新年

明けましておめでとうございます

2012年が皆様にとって幸多い年になりますように!



ラピッドフォーム・ジャパン株式会社
社員一同