2011/09/01

NextEngineを使ってみよう その1の1

台風が着々と近づいてますね。
昨日までの涼しさはどこへやら、今日はまた湿気たっぷりの蒸し暑さです。


さて、本日は NextEngine を使って手作り木彫りカップのデジタル化をしてみます。
今回のターゲットはこちら。


フィンランドの手作りマグカップ kuksa (ククサ) です。
なんでも贈られた人に幸運を呼ぶとかなんとか。。。
ちなみに、実際の kuksacup の作り方もネットで紹介されているようです。笑

とまあそれはさておき、今回のプロジェクトは

1. NextEngineでスキャンする
2. RapidWorskでデータ修正、処理
3. CGソフトでレンダリング

です。
最近スキャン結果をビジュアルコンテンツとして使うという目的で
購入される方が多くなってきているようなので、このような企画にしてみました。
ではさっそく始めましょう。:-)


まずは NextEngine で形状をスキャンしてデジタル化します。
この隙間から見えている赤いレーザーが形状をスキャンしていきます。


スキャンされたデータは NextEngine 付属のデータ処理ソフト ScanStudio に取り込まれまていきます。
(画面を iPhone で撮影したので写真にはモアレが出てます、すみません、、)

1ショットでは全体を撮りきれないので、置き方を変えて全体を撮っていきます。
スキャナに近く置き過ぎて取っ手がスキャン範囲に収まらなかったので、
今回は AutoDrive (1軸の自動回転テーブル) を使って7回転を3方向くらい撮りました。



これらの撮影されたスキャンデータを保存して RapidWorks で読み込むとこんな感じです。
撮影を何回にも分けたので、それぞれの座標位置はまだ合っていません。


この後、これらのショットの座標を合わせて1体化していきますが、まだ長くなりそうですので、、、
続きはまた明日! :-)

その1の2 へつづく。


補足:
NextEngine の両脇にあるのは Photola という最近フィギュア撮影などで話題のライトボックスです。
2個セット!で白と黒の拡散板も同梱されていて、
まだ使ってみていませんが背景用スクリーンまで付属の至れり尽くせりセット。笑

直接 NextEngine とは関係がないのですが、テクスチャを綺麗に撮りたいとか、
こうしたブログ掲載用写真などの撮影にとても便利 :-)